「別府市美術館」を訪問しました!

まちなか支局では、大分県内の美術館・博物館を
順次訪問して皆さまにご紹介しています。


今回は、2月4日(火)に、「別府市美術館」を訪問しました。



美術館に入ると別府湾が一望出来ます。
眺めがとてもいいですね!


美術館を案内してくださったのは、学芸員の本山 薫さん。
当館や展示している絵画について、その歴史や背景等も
とても分かりやすい言葉で丁寧に教えてくれました。

本山さんが、当館で一番のお気に入りという梥本一洋(まつもといちよう)
「ほととぎす」(絹本着色)

百人一首の藤原実定の歌
「ほととぎす 鳴きつる方をながむれば ただ有明の月ぞ残れる」
を描いている絵とのことで、この歌の静かな情景が浮かんで
くるようでした。


(1階 展示室1 洋画・彫刻)

1階展示室1では、洋画・彫刻を展示しています。
展示室2では、別府現代絵画展を、そして生活文化・歴史資料展1では、
昔使っていた生活用具等の展示をしています。


(2階 展示室3 別府アジアビエンナーレ

2階展示室では、別府アジアビエンナーレ
日本を含むアジア諸国からの応募作品の中から選ばれた作品や
日本画、郷土作家、漫画、竹工芸・書を展示しています。
また、生活文化・歴史資料展2では貨幣等を展示しています。


(2階 展示室4 日本画


(2階 展示室5 郷土作家)


(2階 展示室6 漫画)

漫画の展示室では、大分県佐伯市出身の漫画家 富永一朗の描いた、
作品を展示していました。


手塚治虫のサインも見つけました!
1984別府市美術館の開館式にも出席したそうです!


別府市美術館には、社会科見学で別府・日出の小学生
3・4年生が毎年1000人来館するとのことで、お礼の
手紙が廊下にたくさん貼っていましたよ。

地元の小学生にも愛され、また、県外からも来館者の多い
別府市美術館に是非足を運んでみませんか?
幅広いジャンルの作品から、きっと、自分のお気に入りが
見つかるはずですよ!

★リンク先★
県立美術館推進局